夢ある者に、幸あれ。

耳の聞こえない私が、勝手に紡ぐDiary

出逢いは、いきなり予告なくやってくる

 

 

SixTONES担の方のはてなブログを読むのが、私の最近の楽しみである。

どのブログもSixTONESへの愛、希望が溢れていて、読むだけですごくワクワクする。あと個人的に思ったのがSixTONES担の方って語彙力すごい。

そんなファンを持っている彼ら、

SixTONESって素晴らしい

 

 

 

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せっかく憧れであったはてなブログを始めたのだから、ここは名刺替わりに一つ、私のSixTONESとの出逢いのお話を。

結構長いので、ご興味のある方だけお進み下さい...!

 

 

 

その前に大切なこと。

 

私は耳が聞こえない。

耳が聞こえないことに関しては、「聞こえていたらなぁ」と思うことは正直にいえば沢山ある。周りの人が笑っていると、何か面白い話をしていたのかな?と気になるし、皆が「素敵な音楽だね」と言う度にどんな音楽なのか気になる。

それこそSixTONESの6人の素敵な声も気になる。

 

ただ耳が全く聞こえないと言うとちょっと意味がズレるところがある。

補聴器という音を大きくする機械をつけたら、音は聞こえる。ただし、その音が〝何の音なのか〟は理解することが出来ない。ただ音が耳に入ってくるだけ。

説明しづらいが、よく「補聴器をつけたら聞こえるんでしょ?」と言われることがあるので、ハッキリさせるために記すことにした。

 

まとめると

「補聴器がないと聞こえない。補聴器をつけると聞こえは良くなるが、全て聞き取れるわけではない。しかもその音が何の音であるかを判断できない」

ということである。

あくまでもこれは私の場合であるので、他の耳が聞こえない方が全てそうではないことだけはご理解ください。

 

うーん...、耳が聞こえないことを詳しく説明するのって難しい。

ニュアンスだけでも分かってもらえば嬉しいです!!

 

 

 

私はこれまで歌を好んで聞いたり、見たりは全くしていなかった。それどころか、無意識に歌から避けていた。例えば、Mステや紅白の歌番組は特に避けていた。見ても面白くもなんともなかったから。勿論、年末はガキ使派だった。

(今思えば、聞こえないからと逃げるための理由付けにして逃げていただけだった。)

 

 

 

そして平成最後の冬が始まった頃のこと。

その頃、ちょうど受験でナーバスになっていた私は現実逃避にYouTubeを見まくった。(勉強しろ)

 

そして韓国のモッパン動画にハマった。(勉強しろ)

でも韓国料理ってどうしてあんなに美味しそうに見えるんだろう...?

 

 

 

そんな時にたまたまYouTubeのホームに出てきたのが、ジャニーズJrチャンネルの再生回数が半端ないSixTONES「JAPONICA STYLE」

私は元々某YouTuberのファンなので、ジャニーズのチャンネルであることを差し引いてもその再生回数が驚異的なことは直ぐにわかった。

 

本当に軽い気持ちで、サムネを押した。

 

 

ポチッ、とな↑↑↑

(もう古いか、ごめん)

 

 

 

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SixTONES(ストーンズ) - JAPONICA STYLE [Official Music Video] - YouTube

 

 

 

 

 

 

一言で言えば...

 

 

冗談抜きで世界が変わった。

 

 

1番言いたいのは、私はあんなに避けていたはずの歌を楽しんでいたということ。

キレキレのパフォーマンス、和を意識したスタジオセット、ひらりひらりと舞い落ちる桜の花びら、6人の圧倒的な顔面の強さとテーマに沿った表情やしぐさ、そして、主張強いながらも和を散りばめた歌詞。

 

声や音楽は聞こえないけれど、こんなにも「JAPONICA STYLE」の世界を楽しむことが出来た。

 

聞こえないから、歌を楽しむことは出来ないって勝手に決めつけていた固定観念ボロッボロと崩れ落ちた。

 

本当に馬鹿だなあ、私って。

決めつけたら、意味もないし視界は狭いままだって気づいた。耳が聞こえなくても歌を楽しむことは出来る。ダンスや歌詞、そして歌う人の表情で。

 

 

 

 

 

Oh ひらひら舞う花眩しいじゃん yeah

 

特にこの歌詞、しんどみが深い。

なんか...スキップしながら歌いたくなってしまう系歌詞だよね(伝われ)

 

 

「JAPONICA STYLE」の歌詞って、和のテイストを入れつつも前向きな歌詞にしてるところが素敵だと思う。普通は和のテイストを入れようと思ったら、前向きな歌詞との融合って思いつかない。それをさも自然に融合して、更にいい意味でジャニーズらしくないスタイリッシュなMVは乙女の心を掴んじゃったよね、私を含め。

 

それから、SixTONESという深くて深い沼に落ちるのに時間はかからなかった。というか一日で落ちました(ズドン)

 

 

 

これが私とSixTONESとの出逢い。

SixTONESのおかげで、歌を楽しむための要素は声と音楽だけではないと気付くことができて、彼らの自称:揃わないパフォーマンスも味があって、見る度に惹き込まれて行った。

 

 

 

そしてこう思った。

 

本当にこういう運命が変わるような痺れるような出逢いって、自分が求めてなくても勝手にいきなり予告なくやってくる、って。

 

 

 

 

あの日、軽い気持ちで「JAPONICA STYLE」のサムネを押した自分を褒めたい。

 

 

 

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